喫煙所を加熱式たばこ専用エリアにリニューアル、施設内は紙巻たばこを全面禁煙に
フィリップ モリス ジャパン合同会社(本社:東京都千代田区、社長:シェリー・ゴー、以下「PMJ」又は「当社」)は、日本都市ファンド投資法人(所在地:東京都千代田区、執行役員:西田雅彦)と協力し、横浜湾に面した商業施設 MARINE & WALK YOKOHAMA(所在地:神奈川県横浜市)が「煙のないオープンモール」となったことを発表いたします。同施設内で来客用に紙巻たばこの喫煙が認められていた喫煙所(1か所)を加熱式たばこ専用エリアに改修し、2022月1月2日よりオープンいたしました。
PMJは、企業ビジョンに掲げる「煙のない社会」の実現に向け、加熱式たばこのみ利用可能な「煙のない」施設や観光地などを全国で広げる取組みを推進しております。観光地や地域を代表する大型施設、飲食店などで、紙巻たばこの喫煙をめぐる様々な課題解決への機運が高まる中、当社は、地域や組織の課題解決をサポートする取組みとして、観光地やリゾート、商業施設などに加熱式たばこ専用室・エリアを導入し、「煙のないランドマーク」となるための支援を行っています。
加熱式たばこは、たばこ葉を加熱し、燃焼させないので、煙が出ず、火災リスクを減らすことができるため、世界遺産の白川郷や平泉の中尊寺・毛越寺でも、歴史的建造物や自然を守るために加熱式たばこ専用エリアを設置しています。また、紙巻たばこは、たばこ葉が高温で燃えることによって、6000種類以上の化学物質が発生し、その煙には、喫煙関連疾患の原因となる有害性成分がおよそ100種類含まれます。たばこ葉に火をつけて「燃やす」のではなく「加熱」すれば、煙が出ず、発生する有害性成分の量も大幅に低減されます。「燃焼による煙」を取りのぞく加熱式たばこという、紙巻たばこより良い選択肢への切替えを推進することは、成人喫煙者のみならず、社会全体の公衆衛生にも資する取組みと考え、PMJは多くのステークホルダーの皆様と協力し、喫煙にまつわる様々な課題解決に努めています。
なお、2022年1月4日現在、PMJがパートナーシップを組む「煙のないランドマーク」は全国で合計19件を数えます。また、PMJのサポートを通じて国ならびに各自治体の基準を満たす加熱式たばこ専用室を導入した飲食関連施設は全国で合計2,700件に上ります。
横浜市内においても、紙巻たばこの喫煙ならびに加熱式たばこの使用をめぐる課題解決を含めた環境整備が進み、飲食関連施設における加熱式たばこ専用室・エリアは合計55件に上り、拡大が進んでいます。本年も引き続き、当社はこの変化の機運を高め、成人の紙巻たばこ喫煙者、加熱式たばこユーザー、また社会全体にとっての公衆衛生に資する環境整備を進め、煙のない社会の実現に向けた歩みを加速させて行きたいと考えています。
<MARINE & WALK YOKOHAMAの加熱式たばこ専用エリア>
<関係者コメント>
■PMJ社長 シェリー・ゴーよりコメント
「当社としても市内外から多くの方々が訪れるMARINE & WALK YOKOHAMAがたばこの煙のないオープンモールに生まれ変わる取組みに協力できたことを非常にうれしく思います。海や緑を近くに感じることができ、みなとみらいの象徴ともいえるMARINE & WALK YOKOHAMAの利用者の方々に、より快適な環境を体感いただき、この取組みが横浜・みなとみらいエリアから全国へとさらに広がっていくことを願っています」
■MARINE & WALK YOKOHAMA マネジメントセンターからのコメント
「MARINE & WALK YOKOHAMAは、日頃SDGsを意識した取組みを推進し、再生可能エネルギーの導入や施設テナントと協力したサスティナブルイベント等を積極的に進めてまいりました。今回、PMJの『煙のない社会』の実現を目指すというビジョンに賛同し、この取組みを進めてまいりました。施設内の喫煙所を「煙の出ない加熱式たばこ専用エリア」にリニューアルすることで、これまで以上に安全で快適なオープンモールとして、より多くの方々にお買い物やイベント等に足を運んでいただきたいと思います」